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面白い(?)保険商品が発売される模様です。
10月27日の日経朝刊から抜粋します。
社員の犯罪損失に保険 損保ジャパン日本興亜、最大10億円
ここから
損害保険ジャパン日本興亜は、社員による横領などの犯罪で企業に生じる損失を補償する保険を今月から本格販売する。
支払限度額は最大10億円に設定する。
パートなどの臨時雇用を含む従業員の犯罪で企業に損失が生じた場合に保険金を支払う。
上場企業やその子会社、一定の信用力のある企業を対象とし、金融機関を除く全産業をカバーする。
横領や詐欺、背任、窃盗、強盗で企業が被った損害を補償する。
ここまで
社員が横領などをした場合、一般的には懲戒解雇となることと思います。
横領した金額や回数にもよりますが、退職金の全額が支払われないこともあります。
横領したお金は、遊興費などに使われることが多いですし、退職金が少し支払われたとしても、全額を回収することは困難でしょう。
そんな「まさかのため」の保険なのでしょう。
このような保険を掛けることのないような社員を採用し育成することが本筋なのでしょうが、横領の記事なんてよく目にしますもんね。
世の中には、相当、社員による横領が起こっていると考えておいた方が良いかもしれません。
その抑止のためにも、就業規則の懲戒規定と退職金の不支給または減額の規定の点検を強くお勧めします。
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