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ホワイトカラー・エグゼンプションと呼ばれる労働時間の規制が除外される記事を目にされたことがあると思います。
その方向性がまとまりつつあり、風穴があきあそうです。
1月8日の日経朝刊から抜粋します。
年収1075万円以上の専門職対象 労働時間規制から除外 厚労省案、過労防止を条件に
ここから
厚生労働省は7日、働く時間ではなく成果で賃金を払う「ホワイトカラー・エグゼンプション」の制度案をまとめた。
対象は年収1,075万円以上の専門職に限り、週40時間を基本とする労働時間規制から外す。
ホワイトカラー・エグゼンプションの導入には本人の同意とともに働き過ぎを防ぐ策の実施が必要となる。
労使が(1)年104日の休日取得、(2)1カ月間の在社時間などの上限、(3)就業から翌日の始業までに一定時間の休息――のいずれかを選ぶ。
在社時間などが一定基準を超えた社員には、医師の面接を義務付ける。
ここまで
労働時間規制から除外されるということは…
一日8時間、一週40時間を超えて働いても残業代をもらえません。
そして、深夜(22時から5時)に働いても、深夜勤務手当をもらえません。
休日勤務手当ももらえません。
このような人の対象が、年収1,075万円の専門職の方たちとなりそうです。
専門職とは、具体的には金融ディーラーやアナリスト、医薬品の開発者、システムエンジニアなどが想定されます。
かなり枠は狭そうですが、とうとう風穴があくのかというイメージを持たざるを得ません。
労働時間の規制が外れて、そのペナルティーとしての残業代などが支払われなくなると心配になるのが、過労です。
その防止策が記事にある三つの策です。
個人的には、(3)のインターバルが一番効果的かなぁと思います。
たとえば、11時間のインターバルを必ず取らなければならないと決めれば、何時まで働いても翌日の勤務開始まで11時間のインターバルを取らなければならないわけで、効果が高いかなと考えます。
私がかつてお世話になった業界のある職種では、このようなインターバルを必ずとるという制度がありました。
いずれにせよ、今回のホワイトカラー・エグゼンプションはまだ入口です。
つまり、あまり対象者がいません。
今後、何年かかけて年収を下げ、範囲を広げていくことになるのだろうと思います。
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