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「高度プロフェッショナル制度」や「脱時間給」という言葉が新聞紙上で賑わいそうです。
2月14日の日経朝刊から抜粋します。
脱時間給 金融・商社が意欲
ここから
厚生労働省は13日、労働政策審議会(厚労相の諮問機関)を開き、時間ではなく成果に対して賃金を払う「脱時間給」制度(ホワイトカラー・エグゼンプション)の導入を正式に決めた。
通常国会に関連法案を提出し、2016年4月の施行を目指す。
対象は年収1075万円以上の専門職で、金融大手や総合商社などが導入を検討する。
ムダな残業を減らして労働の生産性を高める狙いだが、導入には労使の合意が必要だ。
ここまで
「ホワイトカラーエグゼンプション」という言葉を聞いたことがあると思います。
一般的に、本社での管理部門などの人を「ホワイトカラー」、工場労働者などを「ブルーカラー」と呼んだりします。
「エグゼンプション」とは、「免除」とか「除外」という意味です。
つまり、本社での管理部門などの一定の「ホワイトカラー」に対して、労働時間の規制を「エグゼンプション(除外)」しようというものです。
端的に言いますと、(例外はありますが)労働時間の上限は1日8時間、週40時間と定められているにもかかわらず、それを超えても残業代が支払われないというものです。
この制度の対象者には、お給料の額の決め方は労働時間に応じた時間給的なものから、成果に応じて給与を払う仕組みで、労働時間が長くても短くても成果に応じたものへと変えられます。
つまり、残業や休日出勤すると、時間単価の2割5分増しや3割5分増しの割増手当が支払われていたものが、すべてなくなります。
これは、すべての働く人に適用するものではなく、まずは職種として(1)金融ディーラー、(2)アナリスト、(3)金融商品開発、(4)コンサルタント、(5)研究開発に適用される模様です。しかも、年収1075万円以上…。
他にも、導入には企業ごとに労使で休日や休息の確保策などを取り決め、対象者一人ずつが署名などで同意することが必要になるとのことです。
これらの人を「高度プロフェッショナル制度」と呼ぶそうです。
最初はこの程度の適用範囲でスタートします…私見ですが、今後、この適用範囲は徐々に広がっていくと思います。
スタート時点から注目しておきたいと思います。
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