景気回復のおかげでしょうか？リストラによる離職が減少傾向にあるようです。
5月21日の日経朝刊から抜粋します。

リストラで離職 12％減 昨年度、業績改善映す

ここから

リストラで離職を余儀なくされる人が減っている。

厚生労働省のまとめによると企業が一定以上の人員を削減する際に提出を義務付けている再就職援助計画に基づく離職者は2014年度が４万7,839人で前年度に比べ12％減った。

企業業績の改善で製造業を中心に人材がだぶついている企業は減っているためだ。

ここまで

記事にある「再就職援助計画」とは、事業規模の縮小で30人以上の離職者が出る場合に企業が作成するよう雇用対策法で義務付けられているものです。

たとえば20人規模のリストラをする場合、その計画の作成の義務がないわけで、30人以下のきめ細かな数字を追ってみると別の統計値が取れるかもしれませんね。

いずれにせよ、リストラが少なくなり安定的な雇用の場が確保されることは良いことだと思います。