過重労働に関する記事が日経の社説に掲載されておりました。
12月12日の日経朝刊から抜粋します。

過重労働を改める機会に

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居酒屋チェーン、ワタミ子会社の社員の過労自殺をめぐる訴訟で、和解が成立した。

ワタミ側が責任を認めて約１億３千万円を支払い、謝罪して、再発防止に努めるという内容だ。

ワタミは過酷な労働を強いる「ブラック企業」との風評が立ち、その影響もあって今年３月期まで２期連続で最終赤字に陥っている。

過重労働を放置したことによるイメージ低下は業績や企業の成長力にも悪影響が及ぶことを、経営者は肝に銘じるべきだろう。

ここまで

約１億３千万円の支払いがあっても、お亡くなりになった方が戻ってくるわけではありません。
それでも和解が成立してよかったです。

ワタミはこの件により「ブラック企業」との風評が立ち、経営にも影響している模様です。
企業イメージとして、相当な影響だと思います。

さて、労働時間に関していえば…
週40時間労働の会社の場合、それを超えて月45時間を超えて残業を強いると健康障害のリスクが高まると言われています。

月45時間ということは、１日に置き換えると約2.5時間（45時間÷20日／月）だと思います。
約2.5時間ということは18時が終業時間であれば、20時30分までの残業です。
これを超えて時間外労働を恒常的にすると、健康障害のリスクが高まります。

健康障害の防止のため、過重労働に陥らないよう気を付けることも大切だと思います。