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シニアの方が会社で活躍する世の中になっていますが、問題のある方も多いみたいです。
12月17日の日経朝刊から抜粋します。
「老害シニア」お断り
ここから
「あの人と一緒なら、もう辞めたい」。大手システム会社の人事担当者は数年前、若手にこう告げられ、思わず言葉に詰まった。
問題の人物は定年後の再雇用で働く60代のシニア社員。ろくに仕事もせず、勤務時間中に社用携帯で飲み会の相談をし、資料作成も若手に振る。仕事が回らなくなった若手から悲鳴が上がった。
年金の受給開始年齢の引き上げや元気な高齢者の増加で、職場に増えるシニア社員。だが管理職だった「現役」時代の意識が抜けない人は多い。
「過去の経験にこだわる」「柔軟性に欠ける」「事務仕事を押しつける」。企業活力研究所の調べでは、シニア社員に対する現場の不満が並ぶ。
就労観も違ううえ、年金など負担を強いられる若者世代とシニアの逃げ切り世代では当然摩擦も起きる。だが、人口減社会では年齢や立場を超えて力を合わせなければ結果は出ない。現役とシニアが互いの立場を理解し、力を引き出し合う。そんな働き方が明日の成長を呼び込む。
ここまで
私も企業勤めで人事部門に在籍していた頃、「老害」には困った経験があります。
その会社は、まだ会社ができて5~6年で、ほとんどが現役世代。
専門性の高い仕事があり、同業他社から定年退職後のシニア世代数人に来ていただき、ご活躍いただいていたのですが、ある一人のシニアから…
「年を取っても、こうやって会社に来てやっているのだから、もっと高年齢者に軸足を置いた人事施策を取れ」と頭ごなし言われて、カッチーンときて言い合いをしたことがあります…。
「僕の経験が何かの役に立てば…」とおっしゃって、控えめながらもご活躍するシニア世代がいらっしゃることも事実です。
やはり、こうであってほしいものです。
記事の最後に書いているように、若者世代とシニアでは摩擦もあることでしょうが、人口減社会では手を携えて協力してやっていかなければならないのでしょうね。
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