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老老接客

「老老介護」なんて言葉は聞いたことがありますが、「老老接客」という言葉を新聞で目にしました。
9月20日の日経夕刊から抜粋します。

 

「老老接客」同世代が支持 働く高齢者、経験が裏打ち

 


ここから

 

高齢者が働き手として輝き始めた。

 

特にモノを売る仕事で、経験に裏打ちされた接客技術を生かし最前線に立ち続ける人の存在感が増している。

 

今どきの若者と異なり、マニュアルに頼らない臨機応変な語り口は、同世代の支持を集める。

 

高齢者が高齢者を接客する「老老接客」。これからの日本には欠かせない。

 

ここまで

 


近くのスーパーに足を運ぶと、お年を召した従業員の方が接客しているのをよく目にします。
特に、女性が多いですかね?

 

こういう方は、人に接するのに慣れていますよね。

 

ファストフード店のような決まりきった接客ではなくて、相手に合わせた接客を行うのであれば俄然お年を召した従業員の方がうまいです。

 

 

記事に専門家のコメントが書かれています。
「シニアはモノを買うだけでなく店員と会話するのが楽しみ。相手が若者では話が合わないことも。企業もこれに対応するため、高齢者の雇用を進めてほしい」と指摘する。

 

お年を召した売る側が、お年を召した買う側と話がはずんで、そして…買ってもらう…。

 

機械的に何かを買ってもらうのではなく、会話の延長で何かを買ってもらうという販売スタイルも定着しつつあるのですね。