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リファラル採用

採用に関する言葉ですが、初めて聞く言葉です。
9月20日の日経朝刊からご紹介します。

 

 

中途に知人紹介 大手も 社員全員が「採用担当」

 


ここから

 

社員が自分の知人らを紹介する「リファラル(紹介)採用」が日立製作所や荏原、NTTデータなど大手企業に広がり始めた。人手不足で各社は即戦力になる中途採用に力を入れているが、コストに見合うだけの人数を確保できないケースも目立つ。新卒で採用した人材に頼る日本型雇用が崩れるなか、米国などで定着する採用手法が新たな潮流になりつつある。

 

リファラル採用は社員が勤めている会社に自身の知人や友人を紹介したり推薦したりする採用手法。米国では大半の企業が導入しているという。日本では数年前から導入例が増えていたが、当初は知名度の低い会社や中小企業などが中心だった。最近になって大手企業に広がり始めている。

 

ここまで

 

 

「リファラル(referral)」という言葉は、紹介や推薦を意味する英語です。


簡単に言いますと、社員紹介による採用を制度化したものってところですかね。

縁故採用とは異なるようです。

 

特別なルートでの縁故採用だと会社側がなかなか断れない場合もあります。
このリファラル採用ですと、社内で求められる能力や経験を持った人を採用できる確率が高いのだと思います。

しかも、社員全員がリクルーターとなり得ます。

 

 

リファラル採用が成功した場合、紹介者に報酬が与えられることもあるでしょう。

考えておかなければならないのが、職業安定法への抵触。


以下の条文があります。

職業安定法40条
労働者の募集を行う者は、その被用者で当該労働者の募集に従事するもの又は募集受託者に対し、賃金、給料その他これらに準ずるものを支払う場合又は第36条第2項の認可に係る報酬を与える場合を除き、報酬を与えてはならない。

 

 

逆に言えば、きちっと賃金として紹介の報酬を払えばいいのだと考えます。
であれば、賃金規程に紹介制度に基づく手当として定めておく必要があります。
この点、怠りがありませんように…。