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ある銀行で新たな働き方を模索し始めているようです。
9月29日の日経朝刊からご紹介します。
みずほ、従業員25%を遠隔勤務に 支店の余剰スペース活用
ここから
みずほフィナンシャルグループは事務の効率化で生じる支店の空きスペースを使い、従業員が自宅近くで働けるサテライトオフィスを整える。まず2020年度中に首都圏9店舗で始め、将来は全国数十カ所に広げる。在宅勤務を含め、みずほ銀行とみずほ信託銀行、みずほ証券の本社に勤める約1万2千人の従業員25%を遠隔勤務を前提とした働き方に改める。
みずほ銀行は口座開設や振り込みといった来店客の取引内容を勘定系システムに直送するシステム運用を10月から始める。窓口の後方に控えた事務員が業務用の端末にデータを打ち直す手間をなくすことで、店舗内に生まれる余剰スペースをサテライトオフィスとして有効活用する計画だ。
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流行りの在宅勤務ですが、私生活と仕事の切り替えが難しいですとか、情報機器や通信ネットワークが整っていない等の問題があります。
この記事のような自宅近くの銀行内の空きスペースを使う遠隔勤務であれば、上記の問題は解消できることでしょう。
ただ、同じ銀行グループ内とは言え、たとえば本店勤務の人が家の近所の支店で働いたとしても、同じ部署の人とのコミュニケーションがとりにくいであるとか、チームで進める仕事の進捗状況を把握しづらい等の問題は残るかもしれません。
ただ、満員電車に揺られて通勤する必要がなくなることは喜ばしいことではないでしょうか。
この銀行に大学時代の後輩が居まして、数年前に会って話したところ、新幹線通勤で本店へ通っているとのこと。
それはそれで快適らしいのですが、これからは彼も家の近くの銀行内で働くという選択肢が出てくるのかと想像してしまいました。
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